Top > 進路と終了後のキャリア > 博士号取得後の実情

博士号取得後の実情

博士号取得後の実情


創作童話 博士が100人いる村
http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/
でも述べましたが、博士号をとったとしても大学教授になれるわけではありません。

ポスドクをご存知ですか?

以下は フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用です。

ポストドクターとは英語の Postdoctor, Postdoctoral fellowであり、博士号(ドクター)を取った後という意味である。主には博士号取得後の任期付きの職(博士研究員とも呼ばれる)を指す。また、省略してポスドク(Postdoc)と呼ばれることが多い。

もともと日本では、大学院を修了し博士ないし修士の学位を取得した後における大学での職は助手、講師であった(明治時代には、学部卒業後すぐに助教授、教授になった例もある)。これらは基本的に任期のない職である(最近は大学教員の任期をつけるべきだという議論もある)。

近年は、助手、もしくは大学院生と助手の間に相当する任期付きのポジションが増えてきた。これらがポストドクターと総称される。欧米では博士号取得者の若手研究者にとって一般的なキャリアパスであり、1カ所あるいは2カ所の研究室でポスドクを経験し様々な技術を習得した後、大学で研究室を主催して研究を継続する、あるいは企業に移って研究をしたりマネージメントの職種に就くようである。

旧文部省の旗振りで始まった大学院重点化計画によって大学院の定員が増え、その結果博士号取得者が増加した。そして増加した博士号取得者の職を補う形として、科学技術基本計画の一部であるポストドクター等一万人支援計画(ポスドク一万人計画)が実施されポスドクの人数は増加した。

しかしながら、ポスドクを経験した博士号取得者の行き先として考えられる大学・研究所の定員は増えていない。このことはポスドク問題と呼ばれる。同時に、海外の日本人ポスドクが日本で就職できる機会が限られてきていることも深刻であり、結果として頭脳流出が起きている。

ここまで。

つまり、大学院を出て、博士になっても就職先が無い(場合がある)という厳しい現実があります。
もちろん、優秀な方はいろんな大学や企業からお誘いがあるのも事実で、博士の中でも二極化が進んでいます。

だからこそ、サラリーマン大学生をお勧めしているわけです。
経済的基盤と社会的基盤があってはじめて研究や学問に専念できると考えています。

今の会社を定年まで続ける必要は無いですが、ご自身のキャリアパスをよく考えて、大学教授になりたいのであれば、実社会の経験をうまく活用し、教授陣や学協会での人脈を広げ、ふつうの大学院生とはちがう活動、行動を地道に行うようにしましょう。

大学院で様々な人と知り合い、卒業後に転職、起業する人も増えています。

大学院で学ぶことがすぐに転職や起業に結びつくわけでは無いでしょう。
自分の目的を明確にして、日頃からそれを実現する行動をとっていれば、自然とつながりが出来てきます。

仕事と学業の二束のわらじは大変ですが、その分、レバレッジも効きます。
お金と時間を投資している分、きちんと元を取りましょう。

カテゴリー



大学関連ニュース