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現在の大学院の実態


安定したサラリーマン生活が送れなくなった昨今、自己責任で専門知識やスキルを身につけていくサラリーマンが増えてきています。社会人が、大学院を目指しているのです。

実際の大学院の実態はどうなのでしょう?

2005年度で大学院に在籍している社会人は約45000人と言われています。
2000年には約25000人ですから、だいたい5年で2倍近い伸びということです。大学院における社会人学生の割合も急速に増加しているようで、2005年度で17.8%です。ざっくりと、大学院で出会う学生の5人に1人は社会人という時代になっているわけです

。あなたの周りに大学院生はいますか?

大学進学率が半数を超え、メーカーなどが大学院修士課程の修了者を新卒採用することから勉強する人はどんどん増えてきてい

ます。そうはいっても、博士(工学)の取得者数は、毎年約3000人程度。 医師国家試験の合格者が毎年8000人程度なので、博士(工学)の学位を持つものは、医師よりも希少な存在と言えるわけです。
やはり、学士号より、修士号。修士号より博士号なのです。

欧米では、名刺にドクター(博士)と刷り込むビジネスマンも珍しくありませんし、ホテルや銀行での対応もちがいます。
勉強熱心なサラリーマンは、どんどん勉強しています。サラリーマンの意識改革もありますが、大学学部における「社会人特別選抜」の普及も一役買っています。

時間のない社会人のために、筆記試験による入試ではなく、小論文と面接程度という特別な入試制度のことです。この方式なら社会人の負担も軽い、ということでサラリーマンが大学を目指すようになり、あわせて大学院も同じ制度を導入するようになったといわれています。学生時代はイヤイヤ勉強していた人も、社会の荒波にもまれて自分から積極的に勉強しているわけです。

大学院の夜間授業大学院の通信教育も行われるようになっています。また、高度な理論や専門知識が必要になったことから、専門職大学院もできました。このような新たな制度や大学院が、社会人の入学をさらに加速したといわれています。

通常の学生の進学では英語や数学などの筆記試験が要求されますが、サラリーマンのための「社会人特別選抜」では、大学院でも小論文、面接程度で選抜する方法が主流です。入学後も社会人に配慮した環境が整備されてきていますし、積極的にドクターを排出しようという動きもあるため、サラリーマンは今が大学院で学ぶチャンスです。

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